南伊豆の弓ヶ浜に来ました。シーズンオフのため浜辺には誰もいません。きれいな浜辺でまるでハワイのようです。海水浴シーズンを外せば落ち着いた雰囲気の中で過ごせる最高の場所です。
晴れていればさらによかったのですが、雨模様で海の色も灰色がかっています。それもまたよしです。
弓ヶ浜までくる道筋でガソリンを入れようとスタンドに入り窓を開けると、突然大音量の演歌が私の耳を刺激してきます。それまでsotifyの吉田拓郎radioをかけながら熱唱していた私はリズムの違いに一瞬めまいをを覚えます。
でてきたお父さんにレギュラー満タンと言ったのですが、あまりの大音量にお父さんの耳には私の言葉は届かないようです。
この大音量の演歌はどこでなっているのだ?
町内放送か?
と音源を探してみると、私から約50cmの位置にこれまでどれだけの時間、歌を奏でてきたんだろうと時の流れを感じさせるクラッシックスタイルのラジカセが鳴っています。しかもカセットテープが2つ入れられてダビングが簡単にできてしまう高性能タイプです。
お父さんと私の距離は約1m。そこで窓から身を乗り出し大声で「レギュラー満タン」を繰り返す私。小首をかしげるお父さん。間には大音量の演歌を奏でるラジカセ。まるでドリフのコントのようでありますw。
なんとか意思の疎通を図りガソリンを補給できたのですが、お父さんラジカセのボリューム落としたらもっとよく聞こえるかもしれませんぞ。
車中泊で旅をしているといろいろと気をつけないとならないことがあります。キャンピングカーの場合ほとんどの人が後部のスペースは土禁にしていると思います。私も乗り込むときには靴を脱いでスリッパに履き替えます。
問題はこの時どこで靴を脱ぐかです。油断して車の外で脱いでしまうとこういうことになります。
この方はどこで靴がないことに気づくのでしょうか?靴は取りの戻るのでしょうか?
次第に夜のとばりに包まれてゆく弓ヶ浜の海を見つめながら物思いにふけるのであります。
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